大阪市立図書館のシステムが2025年リニューアルされました。
かなり長い間予約も貸し出しもできず不便だったのですが、リニューアルで前より便利に本を借りたり、管理したりできるようになってます。
ただし、今まで予約機能を使ってた人は色々変更点あるので注意。
今回は主な新機能と変更点を詳しくご紹介します。
大阪市立図書館で新しく追加されたサービス

マイナンバーカード&スマホでの貸出が可能に!(アプリだけでも使えるのが最高)
これまで図書館カードが必要だった本の貸出が、マイナンバーカードやスマートフォンでできるようになりました。
マイナンバーカードを図書館カードとして利用
これは事前に図書館カウンターでの連携手続きが必要です
個人的には今はマイナンバーを持ち歩くことはないのですが、普段からお財布に入れてる人は便利かも。
スマートフォンでの利用
私が便利!と思ったのはこっち。
図書館のホームページにログインし、「マイ図書館」からバーコードを表示。貸出カウンターで提示すれば本が借りられます。
あとで説明しているアプリで使うと毎回ログインしなくても良いのでいい感じ。
スマホを持っていれば図書館カードを持っていなくても予約の本も含めて色々借りられます。
こっちのスマホ機能は来館しなくてもスマホ上で設定できます。
図書館アプリ(2025年2月頃開始)

図書館アプリができていました。
スマホで予約本の到着通知を受け取ったり、資料の検索・予約が簡単にできるようになります。
図書館カード代わりになるので私は早速ダウンロードしました。
使ってみて便利だったので別記事にて紹介予定です
借りた本の履歴が保存可能に!
「マイ図書館」内の「読書記録設定」をONにすると、大阪市立図書館で借りた本の履歴を自動保存できます。
これはあんまり使ってないかな。読書記録してる人は良いかも。シリーズもの借りてる人は読んでる巻が見れるのは便利かもと思いました
システム更新にともなう変更点
便利になっていろんな機能が増えましたが、注意が必要なものも。いくつか紹介します。
パスワードの再登録が必要

2024年12月までのパスワードは使用できなくなりました。再登録の方法は以下の2つです。
①図書館ホームページまたは館内の検索端末「OMLIS(オムリス)」から図書館カード番号・生年月日・電話番号を入力して再登録。
②図書館カウンターで仮パスワードの発行を依頼。
私は家からホームページで再登録しました。
ホームページのURLが変更
トップページ以外のページのアドレスが変更されたため、「お気に入り」や「ブックマーク」をしている人はURLの再登録が必要です。
予約通知メールの変更
予約通知メールアドレスが変更に。迷惑メール対策をしている方は、受信設定を変更してください。
予約通知は1回のみ(これまでは5日後に2回目の通知がありました)。
受取館が異なる場合でも、同じタイミングで用意できた資料は1つのメールで通知に変更になりました。
ちなみに、アプリをダウンロードしていればアプリでも通知がきて、アプリを開くたびにお知らせしてくれます。
本の並べ方が一部変更
2025年1月以降に受け入れた本・DVD・CDの分類方法が変わるみたいです。これにより、本棚の配置が変わる可能性があるため、探している本が見つからない場合はカウンターで相談してください。
予約状況の表示変更
取り置き期限が切れた資料も「予約状況一覧」に表示されるように。 再予約できるようになりました。
館内の検索端末「OMLIS(オムリス)」(PC)が改善
黒色の「OMLIS」はタッチパネル+キーボードでの操作が可能に。
これまでは図書館カードのスキャンで予約していましたが、今後は予約にはログインが必須になりました
白色の「多機能OMLIS」でも蔵書検索が可能。ただし、所蔵レシートの出力や中央図書館の書庫資料申込は不可になります
変更点まとめ
大阪市立図書館のシステム更新により、便利に本の貸出や管理ができるようになったと感じています。特に、スマホでの貸出、図書館アプリなど日常的に図書館を利用する人にとって大きなメリットがあります。
一方で、パスワードの再登録や予約通知メールの変更、分類方法の変更など、注意が必要な点もあります。利用の際は、事前に確認しておきましょう。
大阪市立図書館をぜひ使ってみてください!